この度は、数あるホームページの中から当店にお越し下さり誠にありがとうございます。

東日本大震災以降、当店が雨水タンクに注目したきっかけは水不足に関しての記事を読んで衝撃をうけたからです。

国連の発表によると、地球環境の悪化や世界人口の増加を理由に2025年（2年後）には世界人口の3分の2は水不足に苦しむと予測しているのをご存じでしょうか？

2年後に突然水不足になるのではなく、少しずつではありますが、現在も進行しています。日本は水環境に恵まれた国のように思えますが１人当たりの水資源量では、世界平均の半分以下です。

それでも水不足を感じない原因は何故か？

その一因は、海外から大量の水（バーチャルウォーター）を輸入しているからです。

バーチャルウォーターとは、食糧を輸入している国（消費国）において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものです。日本の食糧自給率は、カロリーベースで40％程しかありません。残り60％を海外に頼っています。穀物、畜産物あらゆるものに大量の水が使われています。

牛丼1杯を作る過程では、どの位の水が必要かご存知でしょうか？

なんと2トンもの水を必要とします。

今後、世界的な水不足が進めば、自ずと、日本に割り当てられる食糧も減る事になる訳です。

その分の食糧を自国生産することになれば大量の水が必要となり、日本でも水不足に陥る可能性は十分に考えられます。最近多い異常気象を考えれば、日本でもいつ水不足になるかわかりません。

近い将来、水不足になれば節水にも注目が集まる事でしょう。

 ですが、時が来てからでは遅いのです。

今こそ、水に対する考え方を見直す時であると、私は考えます。

水源の確保は絶対です。

すでに大型施設や公共施設などでは、雨水利用が行われております。話題の東京スカイツリーでも、地下に大型の雨水タンクを設置して、トイレの流し水などに使用しています。東京都では、公共施設や一定の敷地面積以上の民間施設の新築時には雨水利用が義務付けられています。　一般家庭への助成金制度も全国各地に広がっているので、雨水タンクがメジャーになる日もそう遠くないはずです。

当店の活動で一人でも多くの方に、雨水タンクを認知していただき、一人でも多くの方に設置していただき喜んでいただければ幸いです。

最後に、当店の屋号でもある　Rｅａｓｏｎａｂｌｅ（リーズナブル）の意についてお話致します。

尊敬する稲盛和夫さん（京セラ）の著書「生き方」（サンマーク出版）を参考に命名させていただきました。

リーズナブルとは、【価格が手頃である】という意味の他にも、【妥当である】、【正当である】という意味を表します。まだまだメジャーではない雨水タンクですが、環境のため、治水のため、防災のため、なんといってもお客様自身のために、リーズナブルに雨水タンクを設置出来ればと思っております。